【199話】火葬場
火葬場は昔石炭を入れて人力で炊いていて、私も長年そこに勤めていました。給料が安いので同僚は火葬前に遺体の金歯や指輪を釜にもぐって盗んでいたくらいです。
あるとき一人の少年がたった一人の肉親である母親を亡くして気の毒に思いつつも、いつもより時間をかけて釜を炊きました。
火葬場の仕事を引退後、私は彼にお母さんのお墓がもう一つあることを教えてあげました。
191: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2013/11/19(火) 14:13:03.16
>>187
解説頼む
193: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2013/11/19(火) 16:34:25.40
>>191
そっちは多分盗難してた同僚も一緒に焼いたため、二人分の骨になってしまいその母の骨として一人分だけ返したから残った一人分は別の墓に入れた
それを仕事やめてから遺族に伝えたって事だと思われ
【198話】 【200話】