【145話】崖
この山の崖は景色が良くてちょっとした名所。展望台に出ると風が気持ちいい。
先には望遠鏡が設置されている。
自分の家はあっちの方角かな、なんて考えながら近づくと同じタイミングで一人の男が近づいてきた。
「あ、お先にどうぞ」
『ありがとうございます』
男は身を投げた。
あの時譲らなければよかった。
全身に痛みを感じながら俺は後悔している・・・
73 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/12/27(金) 17:39:58.46 ID:kfWmTZBYP
>>69
自分も道連れにされたのか?
75 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/12/27(金) 17:41:58.03 ID:ARkirSCU0
>>73
俺(語り手)は自殺したかったのに、男に順番を譲ったせいで男が下敷きになり、中途半端に痛い思いしただけ、ってことじゃない?
76 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/12/27(金) 17:42:44.66 ID:VVQbG0ZDI
>>73
語り手は自殺しようとしてた
それでもう一人の人に先に自殺させた
でも自分が落ちた時にその人がクッションになってしまったってこと
ちょっとした名所ってのは複線だったんですねぇ
【144話】 【146話】