【121話】帰り道
女の子は家に帰る道が嫌いだった。帰り道にひとつ、古いアパートがぽつんと建っている。
その2階の窓からニタニタと笑いながら女の子を見ている男がいたのだ。
女の子はそれが怖くて、いつもアパートの前を走って通り抜けていた。
そしてある日、また同じように女の子はその道を歩いていた。
アパートの2階にはまたあの男。
しかしいつもと様子が違う。
何か言いたげに口をパクパク動かしているのだ。
女の子はあまりにも気味が悪くて、アパートの前にある角を曲がって遠回りして家に帰ることにした。
その日、女の子は死んでしまった。
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/05(火) 04:41:55.04 ID:vjSfIRKu0
>>44
後ろを不審者が着けてることを言いたかった?
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/05(火) 04:45:25.99 ID:ZJFM9Ff/0
>>48
なるほど
なんかあは体験ぽいね
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